中国語や中国のマメ知識に関するブログです。
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日本の正月が終わりましたが、中国ではこれから始まります。
中国では今も旧正月を祝う習慣があり、それを一年の始まりとしています。旧正月を中国語では、春节[chūn jié]と言います。今年の春节は2月19日です。
国の定めた休日が3日 あり、多くの企業は前後あわせて7日の休みがあります。今は地方都市から大都市に引っ越しし、仕事、学校生活等をしている人がますます増えています。それ で多くの人々がこの機会に実家に帰省したり、旅行に出かけたりします。そうした人たちが旧正月に一度に帰省・移動するため、この時期は交通がマヒすると言 われています。旧正月の一日目を前後した約40日間は人民大移動するため交通機関が緊迫し、そうした期間の交通状態を春运[chūn yùn]と呼んでいます。昨年はこの期間中に、延べ36億人もの人が交通機関を利用したという統計が出ています。ものすごい数の人ですね。
人民大移動とも言われる春运。あまりの人の多さに多くの人が疲れる、もう大変と言っていますが、なぜこうなってしまうのでしょうか? 以下の3つが指摘されています。
1.不均衡な経済発展
2.交通機関の整備が不十分
3.普段休日が少ない
いずれにしても、休暇の日だけでなく日ごろから、友達や家族との時間を大切にする方がいいですね。
この時期にはこのような声が聞こえてくるかもしれません。
买不到票![mǎi bu dào piào!] チケットが買えない!
票卖完了![piào mài wán le!] チケットが売り切れた!
今回は先回に引き続き交通に関するお話です。
中国は人も多いですが、車も多い。ですから信号があっても、守らない人が続出。今は交通警察などが主要道路に立って指導していますが、なかなかマナーが向上しないのが現状です…。
さて中国式道路横断とは?
中国語では中国式过马路[zhōng guó shì guò mǎ lù]と言います。つまりみんなで渡れば怖くない、赤信号も関係ない、というもの。一人がちょっとでも渡ろうとすると、他の人もつられて同じように、そして他の人もというように、集団で道を渡ってしまいます。時には青信号で進んでいる車をとめてしまうほど歩行者が多くなったり…。道を渡るコツは、走らないこと、歩いて渡ること、だそう。走ると車の運転手が渡っている人の速度を予測できず危ないのだとか。でも歩いていれば、基本的に車の方で歩行者を避けてくれるので安全?だとか。
でも、やっぱり見ていて危ないですね。安全には十分注意しましょう。お金で命は買えませんから。
子供のころから何度も聞かされてきたこの言葉。みなさんも学校に通っていたころ、きちんと確認して道路を渡ったのではないでしょうか?
今日は道路の横断の話題です。
「右見て左見てまた右見て~」よし渡れるぞ。これは実は日本独特の道の渡り方…。同じことを中国ですると、命の危険が…。と言いますのも、中国と日本の道路は道路の作りが逆。日本は左通行。中国は右通行。ですから、右を見ても車は走ってこない…。道路の構造上、車は全部左から来るはずだからです。頭では簡単そうに見えますが、子供のころからしみついた習慣というものは、なかなか変わらないもの。
でも今では中国にもたくさんの歩道橋や信号横断歩道がありますので、歩行者にとって以前よりも安全になりました。
歩道橋 天桥 [tiān qiáo]
信号 红绿灯 [hóng lǜ dēng]
横断報道 斑马线 [bān mǎ xiàn]
もし中国に行く機会があれば、気をつけて道を渡ってくださいね。以前の習慣を変えた方が安全です。まずは左見て、右も見てください。
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